ECでの新しいビジネスモデルを、伝わる形に。

株式会社SLONE
石 泰成 さん
事業社紹介
株式会社SLONE
株式会社SLONEは、ECサイトで商品を購入する際に、不要品をその場で下取りに出せる「下取り導線」を実装するサービス「doop(ドープ)」を展開している。
doopは、商品の購入時に手持ちの不要品をその場で下取りに出せる機能と、回収・査定・買取までを一体で提供。消費者は不要品を次の購買の原資に変えることができ、EC事業者は新たな購買導線をつくることで、売上向上につなげることができる。
石 泰成
株式会社SLONE代表。新卒でリクルートに入社後、中古農業機械のスタートアップを創業。事業売却を経て、株式会社SLONEを創業。
実施の背景
プロジェクトが始まったのは、サービスdoopを本格的に外へ発信していくタイミングでした。
事業拡大とともに採用も進めていく中で、doopのビジネスモデルをわかりやすく伝えることに加え、「SLONEは何を目指す会社なのか」「どんな考えで事業をしているのか」を伝えることも必要になっていました。
そこで、会社の核となる言葉から、Web、写真、PRまで、SLONEのコミュニケーション全体を整えるプロジェクトがスタートしました。
プロジェクトで取り組んだこと
最初に行ったのは、事業だけでなく、石さん自身を知ることでした。
なぜdoopをつくったのか。これまでどんなことに違和感を持ってきたのか。仕事や事業において何を大切にしているのか。対話を重ねながら、SLONEという会社の輪郭を探っていきました。
そこから生まれたのが、
「今ある不自然を解消し、商習慣を再定義する。」
という言葉です。
特にこだわった言葉が、「商習慣」です。
doopが変えようとしているのは、単にECの機能や仕組みではなく、「これまでそうしてきたから」と続いている商いの習慣そのもの。事業の現在地だけでなく、これからSLONEが向き合っていく領域まで表す言葉になりました。
同時に見えてきたのが、SLONEのスタンスです。
派手に「革新」を掲げるのではなく、今ある不自然を一つひとつ見つけ、関わる人たちにとってより自然な仕組みに変えていく。石さん自身の「かっこつけたくない」という感覚も含め、誠実でフラットなSLONEらしさを、言葉だけでなくクリエイティブ全体の軸にしました。
その軸をもとに、コーポレートサイト、サービスLP、コピー、写真撮影、インタビュー、PRまで一貫してディレクション・制作しました。
写真も、いわゆる“スタートアップらしい”構えた写真ではなく、メンバー同士の自然な距離感や空気が伝わるものに。
言葉、Web、写真、PRまで、すべてに同じSLONEらしさが流れること。
それを大切に、会社が外へ出ていくためのコミュニケーションをつくっていきました。



生まれたビジョン/ステートメント


クライアントの声
ステルスを解禁する直前で、広報もブランドの言葉も社内にゼロでした。事業は動いているのに「何をやっている会社か」を一言で言えない状態を、まず整えたかったです。
一緒に進める中で印象に残っているのは、「なんでないの?を仕事に。」という言葉が出てきた瞬間です。
普段考えていたことが、自分では出てこない形で返ってきた感覚がありました。
言葉が決まってから、サイトもプレスも営業資料も同じことを言えるようになりました。
コーポレートサイト公開から導入企業のリリースまで、続けて外に出せたのは、その土台があったからだと思っています。
一覧へ戻る